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個人中型病院病棟へ転職

転職体験談
婦人科での生後間もない赤ちゃんと母親

大学の看護部に進学しました。
3年で看護師免許が取れるので、残りの1年で助産師の資格も取りました。

せっかく大学まで行って取った資格を活かしたかったのと、元々子供が好きで生命が誕生する瞬間に立ち会える仕事なんて素敵だと甘い理想を描いて、そのまま系列の大学病院で助産師として働く事になりました。

出産=感動の瞬間

こんな理想が大きすぎたせいか、実際の現場はとてもギャップも大きく本当に辛かったです。

まずは仕事自体がかなりハードです。

出産の時間帯は昼夜関係なく、夜勤だからそれほど忙しくないなどといった事はなく、仮眠すら落ち着いて取れない日の方が多かったと思います。

陣痛が数十時間も続く人もいますし、すんなり産まれてくれるケースもあれば、産まれそうで何時間も産まれないケースもあります。
一度サポートに付いた以上、「定時なので帰ります。」なんて事はよほど長引かない限りできません。

夜勤をしてからの数時間の残業がある日も珍しくなく、体力的にまずついていけなかったです。

ハードワークだけであれば、数ヶ月経過すれば少しずつ体が慣れていく感じもあったのですが、私の場合は理想が高かったせいか、実際のシビアな世界の仕事に精神的に追いやられました。

本来出産というのは女性の最大の喜びの時間でもあります。
多くの方が、5体満足で産まれてきた健康児を見て幸せそうな表情を見せてくれます。
これはこの仕事のやりがいで、こうした瞬間に適度に感情を持てないと仕事は続けられないと思います。

ただし、大学病院で難しいケースの出産も多く受け入れていたので、厳しい現実も目の当たりにします。
難産で、ひたすら何時間も苦痛でもがいている人の世話をするのは、通常の出産の何倍も疲れます。

難産でもちゃんと産まれてくれればやりがいを感じますが、未熟児の出産なども大学病院では多く、見たくない世界も多く見てきました。
結局2年程で心身ともに疲れ果ててしまい、私は助産師をリタイヤする事にしました。

まずは友達の紹介でナースではたらこに登録をしました。

担当者からは大卒なので大学病院や県立病院を狙えるって言われましたが、大学病院は難しい手術や難病も多いイメージがあり、もうコリゴリだったので個人病院の適度に規模が小さい所を希望しました。

それまでの仕事がハードだったので、普通の病院の夜勤ありの病棟には何も抵抗を持ちませんでしたし、大学病院で助産師として2年働いたキャリアを評価してもらってか、逆オファーの案件も何件かもらいました。

志望する理由と面接のポイントとは?

特に給料にはこだわりがなかったので、規模がちょうどよい個人病院を選び、入社前に回復期の病棟に配属してもらう事などの条件交渉もしてもらい、転職を決めました。

回復期なので、15対1で患者の見る数は多いですが、処置自体も難しい事はなく夜勤でもナースコールが鳴る回数もないので、仕事自体は本当に楽に感じました。

雑務が多かったり、仕事自体に余裕があるせいか、ちょっとした派閥のような人間関係があったり、メリットだらけという訳ではありませんが、助産師の仕事が本当に辛かったので、ちょっと嫌な事があっても全然耐えられるメンタル力を身につけられたと思います。

大学病院での勤務は、看護師としての技術やスキルもたくさん学びましたが、それ以上に社会人として強い精神力を身につけられたのが一番の成長だと思っています。