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個人病院から介護施設・リハビリ施設へ転職

転職体験談
介護施設で働く看護師

子育ても終わり、小さな個人病院でのんびりと仕事をしていた41歳です。
個人病院の職場にこれと言った不満は無かったのですが、自分の存在価値を見直す機会が必要だと思ったんです。

専門学校を卒業後、地元にある小さい個人病院に就職した私はそのまま現在まで至ります。
看護師としてのスキルはそれなりに培ってきたと自負していますが、時々自信が無くなります。
患者の方と会うのはほんの少しの時間ですし、私がやることは先生のサポートばかりです。
それが看護師の仕事なのですから当然ですね。
でも、少し物足りないような、自分自身の成長が無いような気がしていたんです。

子供が大学へ行くため都内へ上京しました。
それをきっかけに、私の胸にはぽっかりと穴が開いてしまったみたいなんです。
誰かに必要とされている、そんな実感が持てなくなっていました。
給料も職場の人間関係にも不満はありませんでしたが、私は他の病院へ転職したい気持ちになりました。

とは言え、個人病院でマイペースな仕事をして来た自分が大きな病院で即戦力で働く自信はありませんでした。
体力的にもきつくなって来ていたので尚更です。
そんな中で私が気になったのは、介護施設やリハビリ施設への転職です。
介護が簡単だとは思っていませんが、必死にコミュニケーションを取り誠心誠意介護すればどうにかなると思いました。

母は強しと言うべきなのか、子育てを終えた私は妙な行動力を身に付けていたんです。
すぐに転職先の介護施設を探し、積極的に面接も受けるようにしました。
半年ほど経って納得の出来る介護施設から採用通知をもらった私は、新しい看護師生活をスタートさせたんです。

はっきり言って介護の仕事を甘く見ていました
患者の方のセクハラっぽい言動や認知症の方の暴力など、衝撃を受けることがいくつもあったんです。
あまりにつらくて夫の前で泣いてしまったこともありました。

でも、ある方の一言が私の全身にエネルギーをくれたんです。 いつもありがとう、たったそれだけの言葉が胸に響きました。
個人病院では私自身が面と向かって感謝されることはほぼありませんでした。
感謝しているのは先生に対してであって、私では無かったんです。
けど、今は私が直接感謝の言葉を受けているんです。
初めて、看護師として必要だと言われた気がしました。
看護師をやっていて良かったとさえ思いました。

つらいことはたくさんありますが、看護師として必要とされている今を大切にするつもりです。
思い切って転職したのは間違いではありませんでした。